モアフル動物病院のブログ

町田市本町田にあるモアフル動物病院のブログです。トリミング・ペットホテル受付中。話しやすい女性獣医師と女性スタッフにご相談ください。

人の新型コロナウイルスへの当院の取り組み

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人の新型コロナウイルス感染症が拡大してきています。

当院では新型コロナウイルスに対して、以下の対策をしています。

 

取組1)当院では、自動アルコール消毒器を受付に置いています。

手をかざしていただくだけでアルコールが出てきて手指を消毒できます。

 

取組2)当院では、マスクをお持ちでない患者様にマスクをお配りしています。

当院にご来院いただく際に、マスクをして行きたいがマスクがなくてできないという患者様は、受付にてお声掛けください。

 

取組3)当院では、お待ち時間を少なくし患者様同士の接触をできるだけ少なくします。

トリミング中の診察・フィラリア検査・薬処方ができます。

現在1年間持続タイプのフィラリア注射の接種をしており、4月5月の混雑時期を避けて予防をすることができます。

2020年度の狂犬病予防接種を3月2日から行うことができますので、早めの接種をお勧めしています。

当院は予約優先制で、ご予約がなくても診察は可能ですが、

新型コロナウイルス流行中は、患者様同士の接触を避けるため、

できるだけご予約いただくことにご協力お願いいたします。

 

取組4)院内を塩素系消毒薬・アルコールにて消毒しています。

入口の自動ドアのボタン、受付のデスク、待合の椅子、診察室のドアノブ、クレジット決済時のタブレットを頻回に消毒しています。

もともと動物病院は院内の消毒に慣れています。

安心してご来院ください。

 

取組5)お子様連れも大歓迎! 

新型コロナウイルスの影響と春休みにより、保育園・幼稚園・小学校の休校が続いています。

ペットを病院に連れていきたいけど、子連れだからという方、大歓迎です。

2月3月中旬までは、比較的予約数が多くなく、泣いてしまったり騒いでしまっても大丈夫です。

当院スタッフは皆女性であり、お子様と接することが大好きな人しかいません。

事前にご予約いただき空いている時間帯をご案内いたします。

 

 

狂犬病予防接種について>

 今後、3月末から5月は、狂犬病予防接種とフィラリアーノミダニ予防での混雑が考えられます。

 

3月2日から2020年度の狂犬病予防接種が接種できます!

町田市からのハガキが届いていない方も、鑑札をお持ちいただければ接種でき、

当院で済票の手続きを無料で行え、当日に済票の発行・お持ち帰りいただけます。

 

往診での予防接種・フィラリア検査も可能です(町田市内のみ対応)

ご心配な点・ご不安な点がございましたら、お気軽にお声掛けください。

 

 

皮膚治療としての薬浴・シャンプーの重要性

暖かい日が多くなり、春の訪れを感じます。

それと同時に鼻がムズムズ、、、花粉症の季節に突入しました。

今までポイっと捨てて1日何回も変えてしまっていたマスクも、

今年は大切に使いたいと思います。

 

当院では、トリミングに来院いただいている子のうち、

皮膚の治療としてシャンプーをする子が非常に多くいらっしゃいます。

 

当院の場合、患者数は、

 1位 アレルギー性・アトピー性皮膚炎

 2位 膿皮症

 3位 マラセチア性皮膚炎

となっています。

 

そのうち、マラセチア性皮膚炎は、非常に痒みが強く、皮膚が象の皮膚のように厚くなってしまいます。

マラセチアとは、ダルマ状のカビの一種であり、私たち人間や動物の皮膚にいつもいる常在菌の一種でもあります。

しかし、もともと皮膚が脂っぽいと、そこにマラセチアが異常に増える傾向にあります。

皮膚の痒みは、とてもつらく、一刻でも早くかゆみを取ってあげる必要があります。

そのため、当院では、皮膚の痒みが強く皮膚の感染症の場合、緊急性があると判断し、

すぐに油をとり薬用シャンプーをすることが多くあります。

 

皮膚が悪い子のシャンプーはおうちでは困難なことも多く、症状の強い場合は動物病院での薬浴・シャンプーをお勧めいたします。

 

当院では、油性・水性の油落としを用い、シャンプーも皮膚の症状に合わせて3-4回繰り返し行い、マイクロバブルバスで細かい泡で毛穴や皮膚表面のシャンプーで落とし切れなかった汚れを落とし、皮膚の状態に合わせた保湿剤や薬を塗布しています。

 

強い油落としは、目の中に入ると角膜を傷つけることが多いため、

当院では角膜を保護する薬を入れ、途中で何回も洗顔し、シャンプー後は角膜を保護する点眼薬をしてケアをしています。

 

患者様には、当院での薬浴後は、今までになく被毛がサラサラしている、シャンプーをしたらかゆみが減ったとのお声をいただいています。

 

アレルギー性・アトピー性皮膚炎、膿皮症、マラセチア性皮膚炎どれもシャンプーと内服薬を合わせた治療を行うことで、非常に高い効果があります。

症状がなくなってくると、内服薬を少なくし、シャンプーのみとすることも多くあります。

 

皮膚でお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

セカンドオピニオン

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湘南の海の夕日がとても素敵でした。

 

 

当院では、最近セカンドオピニオンでいらっしゃる方が多くなっています。

 

当院はセカンドオピニオンについては、他院からの患者様はもちろん、当院の患者様も行っていただけます。

 

セカンドオピニオンは、担当獣医師に言わないでお越しになられる方も多いのですが、

大切なご家族であるワンちゃん、猫ちゃんを守るための飼主様の権利です。

 

データも飼主様のものですので、当院では結果を飼主様にお渡ししています。

ご希望があれば、治療経過報告書をお渡しします。

 

書類作成に数日お時間をいただく場合もありますが、ご遠慮なくお申し出ください。

 

また、他院からセカンドオピニオンでご来院の方は、時間をしっかりお取りしてお話をしたいので、ご予約をお願いいたします。

 

お手持ちの検査結果や現在使用中の薬をお持ちください。

 

犬と猫のコロナウイルス感染症

だんだんと暖かい日も多くなりました。

新型コロナウイルスの影響で、マスクがお店から消えてしまっていますね。

今後、スギ花粉の飛ぶ季節になりますので、マスクの生産が気になります。

動物病院にもマスクの品薄は影響があり、医療用も問屋さんに在庫がないそうで、

マスクの受注・出荷に対応して、通常の医薬品の発送も遅れている状態です。

 

さて、最近コロナウイルスについてのご質問を受けることが多くなりました。

コロナウイルスについては犬、猫ごとにそれぞれ違いますので、種を超えて移しあうことはほとんどありません。

コロナウイルスについては、6種以上の混合ワクチンに含まれていますので、ワクチンで予防ができます。

コロナウイルスは、ワクチンはありません。

通常の猫コロナウイルスは、下痢を起こすウイルスですが、これが変異しますと非常に重い症状を起こし、致死率の非常に高い猫伝染性腹膜炎FIP)に至ります。

猫伝染性腹膜炎になりますと、あらゆる血管で炎症を起こし、腹水や胸水が溜まるウェットタイプ、目や神経症状を起こすドライタイプともに食欲や元気がなくなります。

現在のところ、変異型の猫コロナウイルスに対して、認可された抗ウイルス薬はありません。

そのため、猫コロナウイルスに対しての治療は、インターフェロンステロイド剤、免疫抑制剤、抗真菌剤の応用など対症療法のみとなります。

 

人の新型コロナウイルスが話題となっていますが、コロナウイルスは変異しやすいウイルスですので、それによって病原性が強くなり、治療法がなかなかついていかないという現状があります。

変異型コロナウイルスとの闘いは、以前から獣医師が直面する問題でした。

獣医師は猫とは種が違うため、自らが感染するリスクを伴っていません。

しかし、現在の人の新型コロナウイルスと闘う医療従事者は、同じ種であるため、

非常に多くのリスクを伴います。

 

早く終息に向かうことを願っています。

 

 

 

 

 

ペットの災害対策セミナーのご案内

https://www.instagram.com/p/B8Ivd0kJ98H/

モアフル動物病院です。

3月8日(日)に町田市役所でペットの災害対策セミナーがあるそうです。

いざという時の備えをしておくために参考になるといいですね。

 

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https://www.instagram.com/p/B8APKiDJEU9/

 こんにちは!看護士の西野です!

先日スピードトリミングのセミナーに参加させていただきました!

動物病院のトリミングということもあってワンちゃん達自身に負担なくさらに皮膚や被毛に良いトリミングをしたいと思い参加させていただきました!

乾かす時に熱風で皮膚を痛めたりすべてハサミでカットし長時間たたせたりこれらはバリカンなどの道具を上手に活用することで改善できます!

今後もより勉強してより良いトリミングや看護をしていきたいと思います!

モアフル動物病院8:00-12:00/15:00-18:00☎︎042-860-6112

※休診日:木曜日・日曜午後・祝日※日曜日は午前中のみ診療いたします。

※受付は診察終了30分前にお願いします。

受付時間外診療は時間外料金がかかりますのでお気をつけください!

 

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処方食のシンポジウムに参加してきました

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寒い日がつづきますが、雪が積もらないので助かります。

 

昨夜は、フード会社のロイヤルカナンのベタリナリーシンポジウムが横浜でありました。

当院も獣医師、動物看護師で参加してきました。

 

アレルギー性・アトピー性皮膚炎に対する処方食を使った治療、

タンパクが腸から漏れてしまう病気に対する処方食の使い方、

皮膚病や腫瘍などについて、3人の獣医師の講演がありました。

 

獣医療の基本は薬での治療にはなりますが、処方食を組み合わせることの治療の効果もかなり大きいと実感しています。

 

 

タンパクが腸から漏れてしまう病気では、低脂肪食の処方が基本であり、ロイヤルカナンの消化器サポート低脂肪やヒルズのi/d low fatやw/dは以前からよく使われていました。

昨日の講義では、さらに手作りで超低脂肪食を作って症状が重いときだけ用いることで、非常によい経過を示すことを教えていただきました。

 

 

アレルギー性・アトピー性皮膚炎のペットちゃんも多く当院にご来院いただいています。

院内でのおやつとして、当院は低アレルゲン食を使っています。

その中でも、羽毛のタンパクを細かく処理した処方食や、カンガルーを使った処方食は、それだけを食べることでアレルギー性皮膚炎が良化していくことも多くあります。

昨日の講義であった上記の2つの処方食の効果はかなり大きいとのことで、

今後も安心して処方していきたいと思います。

 

当院は、新鮮なフードを食べていただきたいため、

処方食をお電話にてご注文していただいた後に、発注をかけています。

平日であれば翌日16時以降にフードのお渡しが可能です。

事前にご予約いただいた方には、フードのお値引きをしています。

 

当院の獣医師は、ロイヤルカナンの栄養管理アドバイザーの認定をもらっています。

処方食でわからないことはぜひご相談ください。

 

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