モアフル動物病院のブログ

町田市本町田にあるモアフル動物病院のブログです。トリミング・ペットホテル受付中。話しやすい女性獣医師と女性スタッフにご相談ください。

新型コロナウイルスとペットについてのQ&A

随時、新型コロナウイルスとペットについての情報が更新されていっています。

次々と新しい情報がでてきていますので、新しい情報に更新していきましょう。

 

早くから東京都獣医師会が新型コロナウイルスとペットについて、

情報を出してくれています。

 

4月24日現在の情報は以下をご覧ください。

https://www.tvma.or.jp/public/items/1-20200424ver%20Q%EF%BC%86A.pdf

 

甲状腺機能の異常について

当院では、春と秋に2回、血液検査キャンペーンを実施しています。

この検査は、外部の検査機関に検査を依頼しますが、この期間は安く発注ができるため、通常価格の半額程度となっていまいす。

当院では、一般的な血液検査である、

 

 ★一般検査(貧血の有無・免疫細胞の数、血の塊やすさの数)

 ★生化学検査(腎臓や肝臓の数値)

 

に加えて、

 

 ★甲状腺機能検査(FT4)

 ★心機能検査(Cardio proBNP)を加え、

 

が検査項目として加わっています。

 

7歳以上の子には甲状腺機能検査と心機能検査の含んだコースをお勧めしています。

この血液検査で甲状腺と心臓の機能に異常が見つかった子が多くいます。

 

甲状腺の異常としては、

 

 犬:高齢→甲状腺機能低下症:寝ていることが多い、皮膚が悪い、被毛が薄いなど

 猫:高齢→甲状腺機能亢進症:食欲低下、痩せてきた、毛を自分でむしるなど

 

が多いのが特徴です。

 

犬と猫では甲状腺の機能が全く逆の異常を起こすことが多いのです。

 

当院は、血液検査を院内検査機器で15分程度で行うことができますが、

甲状腺機能検査(FT4)と心機能検査(Cardio proBNP)は外部検査機関での検査となります。

そのため、1~2日後に検査結果が出てきます。

 

甲状腺機能の異常により、心臓に負担がかかることも多くあります。

そのため、放っておいていい病気ではありません。

 

治療は、

 犬:甲状腺機能低下症→甲状腺ホルモンの内服

 猫:甲状腺機能亢進症→甲状腺ホルモン合成を阻害する薬の内服

で維持していくことができます。

 

ただし、甲状腺のお病気は、体調に非常に波があります。

ずっとお薬を飲んでいても、体調がいい時もあれば悪い時もあるというのも特有の症状です。

 

お薬を毎日あげるのも大変な作業であり、体調に波があるのも心配が続くかと思います。

そういったときは、ご連絡いただき、飼主様と一緒に改善策を考えています。

 

7歳以上のお子様は、是非血液検査を半年に1回、受けていきましょう。

また、猫ちゃんは、異常に気付きにくく病気の発見が遅れることが多いので、

3~6か月に1回は、健診として動物病院への受診がお勧めです。

 

 

 

 

 

 

町田市でコロナウイルスのドライブスルー検査開始

こんにちは。

暖かい日が多くなり、ワンちゃん達の皮膚の痒みが増えてくる時期ですね。

痒みは非常につらいですので、お早めにご相談ください。

 

さて、4月27日に町田市旭町にあるサン旭体育館の地下駐車場に、

新型コロナウイルスのドライブスルー検査センターが開設されたそうです。

平日13:30-16:30、町田市民が対象、翌日に検査結果判明だそうです。

かかりつけ医がPCRが必要と判断した場合に予約という流れのようです。

 

やっと町田市にもこういったところができて、安心します。

町田市は1日1人位の感染者でおさまっていて、町田市民の方々はすばらしいと思います。

 

当院でも皆様、マスク装着、予約の上でご来院いただきありがとうございます。

入口にアルコール消毒を設置しており、1組ごとに消毒を徹底しています。

5月1日からはフィラリア予防がスタートいたします。

ノミダニは、現在かなり活発に活動しており、人に移り人に発熱を起こすウイルスを運んできます。

ノミダニ予防は1年中行う必要があります。

ご不明な点はお気軽にお問合せください。

 

 

 

 

 

アルコール50%が新型コロナウイルスに効く!

新型コロナウイルスに対して、毎日情報を集め勉強する日々を送っています。

モアフル動物病院は元気に通常診療しています!

初診の方の受付も随時行っています。事前にお電話にてご予約お願いいたします!

 

北里大学の研究で、新型コロナウイルスに対して50%アルコールが効くとのことです。

research-er.jp

これによると、

1 分間、50%、70%、90%のエタノール接触させると不活化効果があるとのことです。

一方、30%以下のエタノールでは不活化効果はなかったそうです。

 

つまり、今まで70%以上のエタノールでないと新型コロナウイルスには効かないとされていましたが、50%エタノールで効果があるそうです。

ということは、無水エタノールが入手できれば、2倍に薄めて使用できそうです。

 

アルコールなんて手に入らないという方のために朗報です。

その他新型コロナウイルスに効くものの商品名が記載されています。

ぜひ上記サイトでチェックしてみてください。

まだ売り切れでないものも多くあります。

 

新型コロナウイルスが手に入らないので、多くの企業が効くかどうかの実証ができない中、このような情報は非常に役立ち助かります。

 

当院のコロナ対策コーナーは、現在、アルコールジェルとインナーマスクが在庫があります。

当院の患者様のみのサービスとなります。

 

どうか患者様の皆様、感染にお気をつけください。

また新しい情報がありましたら、アップいたします!

 

 

 

 

 

 

アニコムがコロナ感染者のペットを預かるサービスを開始

春を迎え、当院は狂犬病予防やフィラリア・ノミダニ予防の患者様がいらっしゃています。

幸いにも当院は予約優先制であり、事前のご予約にご協力いただいているため、

患者様同士の接触を最小限にすることができています。

 

また、受付にあるアルコール消毒器での手指消毒とマスク装着にご協力いただきありがとうございます。

 

コロナ対策コーナーのマスクは完売し、現在はインナーマスクのみ(限定7組)、アルコール綿はあと3個のみとなります。

マスク、アルコールともに入手できず今後の入荷の予定はありません。

アルコールジェル(270ml)があることもあります(不定期の入荷となります)。

すべて当院の患者様限定とさせていただいています。

 

さて、ペット保険最大手のアニコムから、「stay anicom」

www.instagram.com

「stay anicom」というサービスがスタートしたようです。

 

コロナウイルスに感染した人のペットを救うプロジェクトだそうです。

飼主が隔離・入院をする間、そのペットを無償で預かってくれます。

お預かりは、アニコムの獣医師を中心とした社員有志がお世話をしてくれるようです。

 

専用フォームから

 申し込み→ペットを施設まで連れていく→アニコム施設で預かり

という流れのようです。

 

申し込み条件は、

 「コロナに感染してペットを飼育できる状況にない飼主であればどなたでも申し込みできる」

と記載されています。

アニコムのペット保険に加入していない方でも大丈夫だそうです。

 

お預かりの場所は、東京近郊の施設を予定しているとのことです。

持病がある子は内服薬も飲ませてもらえるようです。

 

ペットを預かってもらえる施設に連れて行くのは、感染者や濃厚接触者以外との制約があります。

そのため、ペットを預かる施設まで連れて行ってもらえる方を、今のうちに探しておいた方がいいかもしれません。

 

そして、アニコムの施設でペットちゃんを預かってもらう際には、特にアニコムの方での制約はないのですが、今のうちに準備しておいた方がいい点が2点あります。

 ①混合ワクチンの接種は1年以内かどうか

 ②フィラリア・ノミダニ予防薬の準備はできているか

 

預かりの施設となると、他のペットもいることになりますので、

①と②は必ず事前に準備しておきましょう!

また処方食を食べている子は持っていく必要がありますので、

お手元に多めにストックしておいた方がいいでしょう。

 

 

ニューヨークのトラからコロナウイルスが検出され、中国では猫での感染が確認されたとの情報もあります。

現在のところ、論文がなく、はっきりとした証明された事実はないのですが、

犬猫の感染の可能性は考えていく必要があると思います。

当院の患者様からも、もしコロナウイルスに感染して家族が入院してしまったら、ペットちゃんはどうしたらいいのかという問い合わせをいただいています。

当院をはじめ、多くの動物病院では、完全な隔離ができる施設を持っていません。

そのため、このアニコムのペットお預かりサービスは、希望の光になると思います。

 

 

 

コロナウイルス流行に伴う処方食・医薬品の欠品

本日午前中に、犬猫用の処方食や医薬品に欠品が出ているとの情報が入りました。

欠品の原因は、 コロナウイルス流行による影響だそうです。

持病があるペットちゃんは、 お早めのご注文をお勧めいたします!!

 

モアフル動物病院は、 緊急事態宣言後も通常通り診療いたします。

 

トリミングも通常通り行いますので、ご安心ください。

 

初診の方の診療・トリミングも受付していますので、

ご希望の方はお電話にて事前にご予約お願いいたします。

 

町田市の集合注射が今年は4月中は中止となっています。

当院でも集合注射と同様に当日すぐに済票や鑑札をお渡しできます。

町田市から届きましたピンク色のはがきを一緒にお持ちください。

 

フィラリア予防薬は5月1日より内服スタートとなります。

毎月1日に飲んで、最後は12月1日が理想的です。

現在フィラリア検査を実施中です。

 

新型コロナウイルスの流行状況が今後変化していくことが考えられます。

お早目のご受診をお勧めいたします。

 

緊急事態宣言後も通常通り診療いたします。

本日夕方に、人の新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が出る予定です。

 

当院の患者様から、緊急事態宣言後の当院の診療について多くのお問い合わせをいただいています。

 

緊急事態宣言後も通常通り診療いたします。

 

今後、診療時間の短縮など政府からの要請があった場合は、変更があるかもしれません。

診療時間変更などがありましたら、ホームページやインスタグラム、このブログでお知らせいたします、

 

当院の患者様へのサービスとして行っているコロナ対策コーナーは、ほぼご来院されている方のほとんどがご利用いただき、ご好評をいただいています。

当院の診療で使っているものを少量お分けする形で行っているのですが、

今後の入荷の予定が不明です。

マスクとアルコールともに、あと数個で終了となりそうです(1家庭1セットずつ当院患者様限定)。

ご希望の患者様はお早目にご来院ください。