寒い日がつづきますが、雪が積もらないので助かります。
昨夜は、フード会社のロイヤルカナンのベタリナリーシンポジウムが横浜でありました。
当院も獣医師、動物看護師で参加してきました。
アレルギー性・アトピー性皮膚炎に対する処方食を使った治療、
タンパクが腸から漏れてしまう病気に対する処方食の使い方、
皮膚病や腫瘍などについて、3人の獣医師の講演がありました。
獣医療の基本は薬での治療にはなりますが、処方食を組み合わせることの治療の効果もかなり大きいと実感しています。
タンパクが腸から漏れてしまう病気では、低脂肪食の処方が基本であり、ロイヤルカナンの消化器サポート低脂肪やヒルズのi/d low fatやw/dは以前からよく使われていました。
昨日の講義では、さらに手作りで超低脂肪食を作って症状が重いときだけ用いることで、非常によい経過を示すことを教えていただきました。
アレルギー性・アトピー性皮膚炎のペットちゃんも多く当院にご来院いただいています。
院内でのおやつとして、当院は低アレルゲン食を使っています。
その中でも、羽毛のタンパクを細かく処理した処方食や、カンガルーを使った処方食は、それだけを食べることでアレルギー性皮膚炎が良化していくことも多くあります。
昨日の講義であった上記の2つの処方食の効果はかなり大きいとのことで、
今後も安心して処方していきたいと思います。
当院は、新鮮なフードを食べていただきたいため、
処方食をお電話にてご注文していただいた後に、発注をかけています。
平日であれば翌日16時以降にフードのお渡しが可能です。
事前にご予約いただいた方には、フードのお値引きをしています。
当院の獣医師は、ロイヤルカナンの栄養管理アドバイザーの認定をもらっています。
処方食でわからないことはぜひご相談ください。